戯曲本舗について
【戯曲本舗とは】
戯曲を書く者や、劇作に興味を持つ者たちが集まり、互いの活動をサポートし合う団体。
◆戯曲とは
主に舞台演劇用の脚本を指す。
戯曲を創作することを「劇作」、劇作を行う者を「劇作家」という。
◆主な活動
メンバーが執筆した戯曲やそのアイデアなどに対し、他のメンバーが感想や意見を述べる。
それによって戯曲のブラッシュアップにつなげ、作品のクオリティを上げていく。
プロデュース公演の企画や自作自演、他の演劇イベントに参加することもある。
【本舗沿革】
2008年 秋。大学の「戯曲演習」という授業に参加していた、ひきだとサカイリ。 その授業を担当していた講師・長谷基弘氏(劇団桃唄309)から、 米国の劇作家とドラマリーディングの現場体験の話を聞き、 また同授業内で実際に行われたドラマリーディングを体験し、衝撃を受ける。
その後、 2009年 2月。 同大学の演劇アウトリーチ活動に二人が参加した際、以前の授業の話題が出、 その勢いで団体立ち上げを計画。
「書きたい欲求がある劇作家志望の人々と出会い、 それぞれの作品を持ち寄って『どこをどうすればもっと面白くなるか』と、意見交換をする場が欲しい。」
「その作品を発表する場も欲しい。」
「しかし戯曲を発表するには、劇団に所属して演出も兼任し、芝居として上演することが主流。 戯曲の執筆そのものに徹するのが難しい現状」
「劇作家がフリーに活動でき、他の演劇団体や演出家と繋がるための、ツールがあればいい」 という想いからそのツールとなる集団=戯曲本舗を立ち上げるに至った。
劇作家が戯曲を創作するのをサポートしていくことを第一に掲げ、 書き上げた戯曲(またはプロット)を作品としてさらに良いものにするために メンバーで定期的に集まり、ディスカッションやドラマリーディングを行う場を設けていきたい。
戯曲執筆過程において、ゲストから客観的な意見をもらったり 純粋に戯曲のクオリティを上げるためのリーディングを行うことで、 より良い作品を世に送り出したい、と考えている。